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*日本語教師の毎日*


by be_urself
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サムライとドーナツと友情と。_a0048936_22435237.jpg
昨日は、高校時代からの仲間の赤ちゃんと初対面でした。
毎日バタバタしている私には、文字通り、【 癒しの時間 】でした。
銀座の泰明小学校の目の前のオープンカフェに着いた私たち。

 「フ・・・フランスか!?」 
   
というほど、パリを思い起こさせるオシャレ~なカフェでした。
そこで、はじめましてをした赤ちゃん。
生後7ヶ月のサムライくんです。
名前に武士の「武」が入っているから、私は彼を「ラスト・サムライ」と思っています。

サムライとドーナツと友情と。_a0048936_22462012.jpg蝶ネクタイがプリントされたベビーウェアで現れたサムライくん。
パパ(高校の同級生)からは、想像がつかないほど(?)
穏やかで赤ちゃんらしい顔をしていた。
赤ちゃんなんだから、当たり前か・・・(笑)。

プレゼントした和柄の甚平が、
心憎いほど、よく似合っていました。(^-^)
(パパとママの計らいで、すぐに着させてくれたのです)

  やっぱり、君は、サムライだったのね。。。

とてもかわいらしく、全然泣かない、マイペースな赤ちゃんで、
将来が楽しみだなぁと思いました☆


その後、一緒にサムライくんに会いに行った女友達MとYちゃんと
噂のアメリカンドーナッツ屋さんの前を通り、(実はその日2回目)
相変わらずな長蛇の列が。
それでも、2人からは「一緒に並んでもいいんだよ?」という温かいセリフが。
「いやいや、大丈夫!あきらめる!」と思いを断ち切った私。
(ちなみに、思いというのは「ドーナツに対する思い」ですよ。笑)
それにしても、このドーナツ屋さん、一時は2時間待ちも当たり前だったとか??

「ああ、でもK国で野たれ死ぬときに思い出すのは、あのドーナツの味だろうなぁ・・・」
・・・などとブツブツ言いながら、駅の改札まで歩いて、改札に入る直前。
思いが高まって、「うううっ」と地団駄を踏む私に
MとYちゃんは大笑いして、顔を見合わせ、

 「ERIKO、行こう! ちゃんとドーナツ食べてからK国へ行きな!」

・・・と私の引かれまくっていた後ろ髪をがっちりつかんで、
ドーナツ屋さんまで逆戻りしてくれました。
そして、一緒に列に並んでくれました!

とびきりの友情を感じました。涙 

  ありがと!!!

たかがドーナツ、 されどドーナツ・・・なんだもん。

今回の滞在中、何度も会えて本当にうれしかったよ!
最後の最後まで、MとYちゃん、ありがとね!
Love!!
# by be_urself | 2008-06-15 10:41 | ☆プライベート☆

等身大の自分。

10日前に、ロシア語のコースを終了しました!
20課から成るテキストを1冊終えることができて、
ロシア語の初級文法が終わったことになります♪
1ヶ月半の超集中レッスンでした。
かなり、無理やり、乗り切りました。(T_T)

まだロシア語の文法や音や文字のしくみを理解しただけで、
発音、コミュニケーション、語彙の暗記は、まだまだこれからです!!
現地での土台作りとして、今できることを
先生が効率よくつめこんでくれました。
感謝感謝です。(^-^)

それにしても、出発まであと1週間!!
2ヶ月半前、タイを発つときもそうでしたけど、いろいろな想いが交錯します。
前向きな気持ちと、やや後ろ向きな気持ち。
はりきった気持ちと、やることが山積みでメンドクサイ気持ち。
大好きな人たちと別れたくない気持ちと、新しい出会いにわくわくする気持ち。

そして、やっぱり

 「 怖いな・・・ (>_<;) 」

と思う気持ち。
これは、絶対否定できません。
毎回、怖いです。
何があるかわからないしね。
でも、空港に向かうまでには、腹をくくらなくてはいけません。

大げさだけど、それはやっぱり、

 死ぬ覚悟。

そりゃ、東京にいても死ぬときは死ぬしね。
バンコクにいても、元気なときは元気だしね。
一概に言えないけど、でも、やっぱりそういう【覚悟】ですよ。
今回も、出発日が近づくにつれて、そういう【覚悟】と戦っています。

それでも、K国で教えたい。
K国の学生に出会いたい。
K国で生活したい。

だから、そういう不安も覚悟も、腹をくくるのも含めて、『海外生活が好き』だと思うけど。
自分で決めたことなのだしね。

そ・れ・で・も~~、
私は機械じゃなくて人間だから、
この期に及ぶと、何かにすがりたくもなるし、
怖い怖いと泣きたくもなるわけです。
そして、見守ってくれる友人や親戚や家族たちに
改めて感謝するわけです。
 (日本に留学する学習者たちだって、同じ気持ちのはず。)

それから、ビザなどのことでもいろいろな行き違いがあったようで、
出発前日の午後にならないと、ビザができあがらないそうなのです。
最悪の場合、出発が延期になるかもしれないとも言われました。
関係者の方々が、いろいろご尽力してくださってます。
・・・だからね、やっぱり、私だって、頑張らなくちゃね!


そんなこんなな毎日ですが、
昨日は、ワクワクする話を聞きました。
新しい分野のことを知るというのは、なんて刺激的なんでしょう!
ものすごく勉強になったし、いろいろな可能性が広がって、
視界がぱぁーっと広がったように感じました。
今まで、【日本語教育】を、
できる限り、【異文化理解】や【異文化コミュニケーション】という観点から
注目していた私には、文字通り、【 目からウロコ 】でした。

視野を広げてくれたのは、高校時代、隣の席に座っていたクラスメートで、
『脳科学』という観点を示してくれました。
国立文系クラスでクラスメートだったNさんが、
いつの間にか、国立理系の博士課程にいたのには驚きましたが(笑)。
すごいなぁ。

それにしても、本当に興味深かった!
同じ事象を、どこから斬るのか、どこから見るのか、
どんな立場から認識するのか、それだけで全然見え方が違うんです。
だけど、結局つながっているの。
それって、気がついちゃえば、当たり前のことなのだけど、
気がつかないで29歳まで生きてきて、
ある日、何の前触れもなく、知る機会を得たら、一気につながって、
目からウロコが落ちちゃうんです。

もちろん、脳の仕組みなんて、私には全部わかったりできません。
でも【観点】とか【視点】、【切り口】という意味で、本当にいい勉強になったんです。
Nさん、本当にありがとう!
自分の研究分野に誇りを持って、最大のやりがいと楽しみを見出している姿にも
いい刺激をもらいました!本当に!

そんな昨日、改めて思ったのは、
結局、物事というのは、実に多面的で多角的で、一次元じゃないということ。
社会も文化も教育も人間も、そして個人の経験も。
いろいろな刺激を受けて、いろいろに作用して、いろいろな結果を出しているのだと
思いました。

だから、今、新しい生活を前にして、とても怖い、私。
日本での久しぶりの長期滞在で、ペースが崩れて自信喪失気味の私。
2ヵ月半、旧友たちと有意義な時間を過ごせた私。
大事な仲間を再確認してありがたい気持ちの私。
すべてが【等身大の私】なわけで、まあ、ジタバタしても仕方がないのですよ・・・ね。

なんていいながら、やっぱり恐怖で、足がすくむんだけど、
こうしてブログに文字化したら、少しわかったきた気もします、自分のおかれている立場が。


みなさま、これからもよろしくお願いします!!!
そして、みなさん、勇気を分けてください!!!!!
# by be_urself | 2008-06-13 22:36 | ☆異文化生活☆
先週、母校の大学で現役の大学3年生40人を相手に、話をする機会があった。
恩師が『日本語教授法』の授業に、ゲストスピーカーとして呼んでくれたのだ。

韓国、台湾、ニュージー、タイの大学生に対する授業は、
今まで、数えられないくらいしてきたが、
『日本人』大学生を相手にしたことがなかったので、結構緊張した(笑)。
日本の大学の教壇。
しかもそれが母校の思い出のある教室なのだから、
感慨もひとしおである。
…なんて(笑)。

でも、スベる、スベる(笑)。
日本人大学生の「集団ノッペラボー」には、負けました。(^-^;)
投げかけても、反応ナシ!
その反応ナシについて、ジョークで返しても、さらに反応ナシ!(笑)

外国人学習者の場合、初めは恥ずかしがっても、
少しずつ緊張が溶けてきて、
笑いが起こったり、つぶやきが聞こえてきたりするものであるが、
いやはや『日本人』大学生は手強い!!
戦法を変えて、学生の方へ歩いていき、

 「はい、あなた、どうですかね?(^-^)」

と指してみた。
すると恥ずかしそうにしながらも、小さな声で答えてくれる。
そう、集団ではノッペラボーの彼らだけど、
個々になるとしっかり意見があるのだ。

そんな彼らと1時間半、一緒に過ごし、なんというか…

 『愛おしいなあ』

と思った(笑)。

講義形式の授業に慣れ、突然の珍客を、どう受け入れればいいのかわからない。
でも、日本語教師の実状や日本語教師の就活方法など、
ある程度は興味のある話題について話している。
この8歳年上のOGをどう扱ったらいいのだろうか。
…という感じだったんじゃないかな(笑)。

そんな彼らだけど、出席票代わりの感想シートには、
驚くほどびっしりといろいろな意見を書いてくれた。
いいことがいっぱい書いてあって、読みながら泣けてくるほど!
皆、一人一人が何かを、メッセージとして受け取ってくれたなら、とてもうれしいな☆

なんだか、8年前、教壇の向こう側の座席に座っていた自分と
再会した気分だった。
今の29歳の私には『異文化』である彼ら日本人大学生の『教室文化』。
でも8年前の私には、間違えなくアレが『自文化』だった。
だから、ノッペラボーでも、

 『愛おしい!』

と苦笑してしまったのだと思う。
1週間経った今でも、あの教室の空気を思い出すと、
なんとなくニヤついてしまう(笑)。
だって、かわいいもの。本当に。
『未熟』とか、そういう言葉とも違う。
大学生は大学生なりに、一生懸命なのだから!

それで思ったのは、相手が外国人でも日本人でも、
ある程度相手の文化を汲み取って、
相手が居心地が悪くないような話し方をするのはとても大切だということだ。

外国人が相手の日本語教育の場合、
その国やエリア、文化や社会によって、
使える用例(例文)が違う。
だから、その学習者の立場に立って、そういうことを考慮しなくてはいけない。
それは、タイで日本語を教ええいたときに、
訪問した香港で急にした授業中にも実感したことだった。
でも、それを『日本人』に適用できなかった私。
反省と言ったら大げさだけど、
そういう【気づき】をくれた日本人大学生に感謝している。
ありがとう!

…という訳で、とてもいい経験でした。
実はコレは予行練習で、
今週土曜日に同じく母校で単独講演(?)です(笑)。
今度は相手(日本人大学生)の文化を汲んだ講演になるよう努力します!!
# by be_urself | 2008-05-27 22:31 | ☆日本語教師☆

ブーケ・トスの行方☆

今日は高校時代からの友人の結婚式、披露宴に行ってきました。
中学の同級生、高校の同級生、大学の同級生と4割くらいが
既婚者になった今日この頃ですが、
実は私、日本において、結婚式や披露宴に出席したことがありませんでした。
ニュージーランドやタイにいて、日本に帰国できず、
出席できなかった友人の結婚式が、何回あったかしれません。。。

でも今回は、日本帰国中に、大好きなMちゃんの結婚式!
喜び勇んで出席してきましたよ♪

Mちゃんとは高校時代、同じ天文部でした。
高校卒業後も、天文部の仲間とは飲み会や星を見るための合宿を
重ねてきました。顧問の先生とも今月頭にみんなで会いました。
高校を卒業して10年。
仲間たちと出会ってから13年。
ありがたいことに、本当にいい関係を保っています。
私にとって、かけがえのない仲間なのです。

今日のMちゃんの幸せそうな笑顔、最高でした。
いつも自分よりも他人を気遣うMちゃん。
主役にならずに、陰で人を支えるような奥ゆかしさと
本当の意味での芯の強さのある女の子です。
個人的には、「お嫁さんにしたい友人」No1です。(^O^)

そんなMちゃんが結婚しました。
150人近い人が参加した披露宴。
座席に置かれたネームカード。
そのカードの中には彼女からのメッセージがびっしり書かれていました。
新郎のKさんも一筆添えてくれていました。
150人のゲスト全員へ、メッセージを書いたというから驚きです!

そんなカードも、誓いのキスも、お料理も、他人への気遣い溢れる立ち振る舞いなど、
どこを取っても、実にMちゃんらしい本当にやさしくて、
でも芯のしっかりした式と披露宴でした。

  Mちゃん、末長く幸せにね!!

ブーケ・トスの行方☆_a0048936_22302564.jpg
そうそうそうそうそうそう!!!!!
この日記のタイトルですが、
ブーケ・トスのとき、なんとブーケが
私の手の中に落ちてきました!!
(誰かのをぶんどったわけでは
 ありません・笑)
初の結婚式出席で、初のブーケ・トスを経験して、
ブーケGET!

うれしー!!!(^O^)
さあ、次は私の番ですよ、みなさん!!(笑)
なんちって。。。
# by be_urself | 2008-05-24 22:27 | ☆プライベート☆

つ・い・に・・・!!

朝早くから、メール、メッセージ、電話をくれたみなさま、
ありがとうございます!!

昨日は、篠原涼子のドラマ【アネゴ】を全編見て、
共感しながら、笑って泣いての28歳最後の日を過ごしました。(暇人?笑)

今年はなんとも不本意な気分の誕生日なのですが、
(これからロシア語のクラスへ行ってきます)
何かおいしいもの食べてきます~。(^O^)

昔やっていた「29歳のクリスマス」という山口智子のドラマを思い出しますが、
今は天海祐希の「Around 40~注文の多いオンナたち~」の時代なので、
お姉さまたちについて、ガンガン自分らしく生きようと思います!

みなさま、よろしくどうぞ!
# by be_urself | 2008-05-10 11:34 | ☆ひとりごと☆